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長い文章を書きたくなったとき

正しい人間の滅び方

ブログの書き出しって何を言えばいいのか分かりませんね。

基本的に私の「インターネットに自分の考えを投稿するときのフォーマット」はツイッター(140字)となっているので、いきなりあまり長い記事は書けません。140字で収まらないな、でも書いて見たいな、と思ったことを書くので、例えばほんの400字程度(原稿用紙一枚分)の記事になったとしても許してください。

 

※注 私のブログに論理性を求めてはいけない

 

本日は、人類が滅びるとしたらどういった形が理想かという自分の考えを話したいと思います。

とは言え実は「正しい人類の滅び方」というタイトルには少々語弊があります。(人々の目を惹けるようなタイトルをつけようとした部分があります)

私が思い描く、理想の人間世界というものがあり、それが実現されると人類は滅ぶことになるだろうが、全人類が幸せに滅びていけるという意味で「正しい人類の滅び方」とタイトルをつけました。

 

本題に入りましょう。私の思い描く理想の人間世界は、端的に言うと「人類は生命維持装置に入り、自分の意思が全て叶う仮想世界で一生暮らす」ことです。まあ、全ての人類がこの装置に入り、管理を全てロボットに任せたなら、人類がいずれ滅ぶことは明らかでしょう。

こういった世界は小説・漫画・アニメ・映画・ドラマ などに登場しているでしょうし(先に挙げた全コンテンツでの登場を確認したわけではないのですが)、ご存知の方も多いと思います。

「脳だけ取り出され機械に繋がれる」とか「この上ない『快楽』といった感情を永久に味わい続ける」とか「不死になり、機械が稼働する限り夢の中で生き続ける」などといった様々なバリエーションがあると思いますが。

 ディストピアの例としてこういった世界を取り上げる人もいますが、私はユートピアであるなあと感じます。

 

人は一度死んだら何も残りませんよね?莫大な金を稼ごうと、素晴らしい作品を作り上げようと、新たな科学法則を発見しようと、死んでしまったらそれらが自分に与えるメリットは皆無です。天国や地獄などの死後の世界を信じない限り、自分へ意味をもたらすことはありません。

 

私は、人生がどれだけ良いものかという判定基準を「生きている間にどれだけ欲求を満たしたか」に置くのが良いと考えます。いえ、これでは「自分には欲求がない」と言う人への判断基準になりませんかね?方針は同じですが言葉を変えてちょっと違った主張にしてみますと、[どれだけ「楽しい」「嬉しい」「面白い」「気持ちいい」といったプラスの感情を味わったか]を基準としたいのです。(マイナスの感情を味わった量だけプラス感情の量を打ち消させるのもいいですね、そうしましょう)これを勝手に「人生の価値」とでも呼んでおきます。

 

その人の人生が他に与える影響を考慮せず、ただただ純粋に「個人の人生の質」というものを考えるとするならば、自然な定義に近いと思います。

 

それぞれの判断基準の定義に関して脈絡と論理性のないコメントを連ねます。

 

・前者の定義

世の中には低次の欲求を満たして満足している人、高次の欲求まで多く満たしている人、様々ですよね。一般に、高次の欲求を満たすためには、その前に多大な苦痛を乗り越える必要があるでしょう。しかし向かうことのできる人は高次欲求に向かって行き、生き、他の人と少し違った感情・快楽を得られるのですね。

何も苦痛を感じることなく、低次・高次関わらず全ての欲求が満たされるなら?(満たされた状態だと完璧に“思い込む”ことのできる装置が開発されたなら?)今まで生存してきたどの人間よりも高い人生の価値を得られるでしょう。

「高次の欲求の達成感はそこまで到達する努力込みで得られるのだ」という反論はあると思いますが、その点は「『今まで私は頑張ってきたのだ』と思い起こす際の独特の感情」すら完璧に再現して人間に感じさせると考えれば解決します。

 

・後者の定義

「この苦しみを乗り越えれば多大な達成感、嬉しみを得られる」とはよく聞きますが、

そんなのがどうでもよくなるような(苦しみを越えることが無意味に感じられるような)強く強い嬉しみを与え続ける装置があれば。人生の価値は下がることなく上がるばかり、快適で素晴らしい人生を送れると思うのです。

「楽しい」「嬉しい」「面白い」「気持ちいい」といった感情そのものの研究したいですよね(または誰かに研究して解明してほしい)。もちろん「面白い」の中でも分類が色々できると思いますが、一体どう脳がどういった流れで動けばそういった気持ちを感じるのか、そのメカニズムを解明してほしいですよね。そして人工的に作り出せるようにしていただければ…と思います。

 

 

色々な考え方があると思いますが私の理想世界はこんな感じです。私をクズ人間だと思う人も、私に共感してくれる人もいるでしょうか。そして実現すれば人類は滅びますね。

地球にもはや住めない・他の星への脱出も困難 という状況に将来なったとき、こういった装置が開発されていたとすれば、全人類が仮想世界へ飛んで行くのが正解じゃないでしょうか。そして仮想世界で何も知らないまま、ゆっくり自然に崩壊するのを待つ、と。あくまで私の考え方ですが。

あと、老衰した人をデータ化し、仮想世界に送って永遠に快適な暮らしを送ってもらう、のような漫画をどこかで読んだのですが、結構アリだと思います。私が老衰したらそうなりたい。

人生の価値をこのように考えている私ですが、現在では実現は難しそうですね。現在の人間社会での私の目標は「やってて楽しく、いくらでも続けられるような作業」を仕事にしてお金を稼ぐことですね。これが現代社会での行動の正解だと思いますが、これも実現できるか怪しいものです。

 

または最終手段、自分で装置作り。自ら実験台となり、仮想世界から戻ってこれない研究者になる?

 

とりあえず、大学にVRサークルというものがあり入ったので、仮想現実に関して学んでみたいと思います。

 

読んでいただきありがとうございました。